こんにちは。

大阪店メカニックのOMです!

7月に入り暑くなってきていますが、頑張って仕事しています。

 

 

今回は、日産PS13型シルビアのクラッチオーバーホールです。

こんなに綺麗なS13が現存するとは驚きですね。

日産S13型シルビア・クラッチオーバーホール

しかし、クラッチの繋がるポイントが高く、レリーズフォークがエンジン側に寄っていたので、

クラッチをオーバーホールする事にしました。

 

なぜクラッチのつながるポイントが高いと、クラッチをオーバーホールするのか?

なぜならクラッチペダルを踏んで、半クラッチにしたときに動力が繋がり、車が走るという動力は作用しています。

そのクラッチが摩耗してくると、必然的につながるのが摩耗して減った分遅くなってしまうのです。なので体感として、クラッチペダルを半クラッチにした際に半分よりも高い位置で繋がるようになるのです。

だからクラッチをオーバーホールすることで、それは改善されます。

 

日産S13型シルビア・クラッチオーバーホール

降ろしたミッション。

 

 

日産S13型シルビア・クラッチオーバーホール

フライホイールは傷等も無く異常なし。

 

そして、お待ちかねのクラッチディスクの状態確認。

日産S13型シルビア・クラッチオーバーホール

見事にフェーシングとリベットがツライチになっています。

 

 

最近の自動車はタイミングチェーンやセミオートマチックが流行していて、

自動車の2大整備であるタイミングベルトやクラッチの交換が減少しつつあります。

今回のS13型シルビアのような作業はメカニックにとって非常に貴重な経験だったと思います。

 

もしこういった症状がある場合には、GTNETへお持ちください。

お問合せお待ちしております!